Sustainability
サステナビリティ
働き方改革・ダイバーシティ推進
働きやすい職場環境づくりへ向けて
当社グループでは、多様な人材が活躍できる職場環境づくりを進めています。従業員が各自の能力を最大限に発揮し、生産性が向上することを目的として、健全な職場環境の維持並びに活気ある職場の実現に向け、働き方改革およびダイバーシティを推進しています。また今後は、AIなどの先進技術を積極的に活用することにより、さらなる生産性の向上を目指してまいります。
働き方改革
当社グループでは、さらなる成長へ向けた生産性向上施策として、働き方改革を推進しています。業務効率化へ向け、労働時間の適正化を推進するとともに従業員一人ひとりに意識改革を促し労働時間の管理を行っています。
働き方改革を通じ、従業員一人ひとりのモチベーションを高め、従業員と会社が一体となって双方の成長に貢献し合う姿を実現する、強い組織であり続けたいと考えています。
働き方改革推進に向けた方針

女性活躍推進
当社グループでは、マテリアリティに「人材育成」「働き方改革」を掲げているように、労働力の多様性が企業の成長に大きく寄与すると考えます。そこで2020年10月より、女性の当社でのさらなる活躍をサポートするための目標を設定することといたしました。目標に向けた「女性活躍推進法における株式会社オープンハウス行動計画」を推進すべく、人事部直下で女性活躍推進相談室を設置しました。

ダイバーシティ推進
当社グループは、従業員一人ひとりの人権を尊重し、性別、年齢、国籍等の属性にとらわれない多様性を活かした組織づくり・働きやすい職場環境づくりに努めています。
株式会社オープンハウスでは、ダイバーシティ推進を重要な経営戦略の一つと位置づけており、2013年にダイバーシティ委員会を設置し、人種、宗教、性別、年齢、性的指向、障がいの有無、国籍等に関係なく、多様な人材が活躍できる会社として、企業憲章に則った行動指針により競争力を生み出し、社会に必要とされる不動産会社を目指しています。
主な取り組み
当社グループでは、少子高齢化や女性の社会進出は日本経済にとって大きな課題だと考えています。ダイバーシティ推進の一環としてすべての従業員が働きやすい環境づくりを進めるため、「女性活躍推進法」および「次世代育成支援対策推進法」に基づく行動計画の策定と目標設定を行い取り組んでまいります。
女性活躍推進法における株式会社オープンハウス行動計画
当社グループでは、各職場でマネージャーやリーダーとして活躍する女性社員を増やすことを基本方針として「女性社員の積極採用」と「女性社員のキャリア形成支援」を継続して推進しております。
2013年ダイバーシティ推進委員会発足時に当社グループとして初めて設定した行動計画をSTEP1として、段階的に働き方改革を進めてまいりました。
下記に、「女性活躍推進法における株式会社オープンハウス行動計画-STEP1-」についての結果報告、および「女性活躍推進法における株式会社オープンハウス行動計画-STEP2-」を公表いたします。
■ 女性活躍推進法における株式会社オープンハウス行動計画-STEP1-
1.計画期間
2016年4月1日~2020年9月30日
2.当社の課題
総合職採用に占める女性採用比率の向上。
3.目標
2017年以降、定期採用者における総合職の雇用区分(営業職、技術職)ごとに女性採用者の割合を20%以上にする。
4.結果報告
女性比率
2018年9月期 | 2019年9月期 | |
---|---|---|
新卒採用 | 15.3% | 30.5% |
中途採用 | 17.4% | 22.5% |
女性採用比率は、従業員総数において目標を達成致しました。
新卒採用
2018年4月入社 | 2019年4月入社 | 2020年4月入社 | |
---|---|---|---|
総数 | 262 | 298 | 230 |
男性 | 222 | 207 | 168 |
女性 | 40 | 91 | 62 |
女性比率 | 15.2% | 30.5% | 26.9% |
より多くの女性に多様な活躍の機会を提供できるよう取り組みを実施し、目標を達成いたしました。
■ 女性活躍推進法における株式会社オープンハウス行動計画-STEP2-
1.計画期間
2020年10月1日~2025年9月30日
2.当社の課題
女性管理職(マネージャー以上の役職者)比率の向上。
育児と仕事を両立しやすい社内制度、職場環境の拡充。
3.目標
管理職に占める女性労働者の割合10%を目指す。
2020年9月期 (実績) | 2025年9月期 (目標) | ||
---|---|---|---|
女性管理職比率 | 6.3% | ⇒ | 10% |
育児休業復帰率100%を維持する。
2020年9月期 (実績) | 2025年9月期 (目標) | ||
---|---|---|---|
育児休業復帰率 | 100% | ⇒ | 100% |
4.取組内容
- 2020年10月~妊娠中、産休・育休中または職場復帰後の社員に対し、子育てしながらのキャリア形成の選択肢を用意。
- 子育て中も安心して働き続けられる手当や補助の拡充。
- 2021年以降(予定) 産休・育休・復職キットの導入。
- ホームページを通じた女性学生向け情報発信、女性社員による採用説明会の実施。
- 社内の女性社員のロールモデルから働き方を配信し、社内の育児への理解を高める施策の実施。
以上の取り組みの実施・定期的な確認を継続し、多様な人材の雇用機会の創出および活躍の場を提供できるよう努めてまいります。

次世代育成支援対策推進法における株式会社オープンハウス行動計画
当社グループでは、次世代育成支援対策推進法に基づき、社員一人一人がその 情熱をもって能力を最大限発揮しながらも、社員の就業生活と家庭生活との両立を図るために必要な雇用環境の整備等を推進するため、次のように行動計画を策定します。
1.計画期間
2020年10月1日~2025年9月30日
2.内容
目標1:妊娠中や出産後の労働者の働き方について、労働者に対する制度の周知や情報提供及び相談体制の整備の実施
【対策】
2020年10月~
- 制度PRのリーフレットを用意し従業員への周知を実施。
- 女性社員のロールモデルから働き方を発信し、社内における育児への理解度を高める。
2021年以降予定
- 出産・妊娠・育児に関する相談窓口の設置。
目標2:社員が働き続けやすい環境を整備し、育児休業復帰率100%を継続
【対策】
2020年10月~
- 妊娠中、産休・育休中または職場復帰後の社員に対し、子育てしながらのキャリア形成の選択肢を用意。
- 子育て中も安心して働き続けられる手当や補助の拡充。
2021年以降予定
- 産休・育休・復職キットの導入
障がい者雇用・高年齢者雇用の推進
当社グループでは、障がいを持つ人や高年齢者の雇用も推進しています。
特に、障がいを持つ従業員の勤務については、本社や支社配属のほかに、バリアフリーのサテライトオフィスを選択できることにより、働きやすい環境を整えるとともに、地域に根差した雇用機会の整備を目指しています。
サテライトの所属メンバーは、事業部から依頼された多様な業務を担当し、事業部の生産性向上や働き方改革をサポートするチームとして、多様な人材が活躍しています。今後も、当社グループの株式会社オープンハウス・株式会社オープンハウス・ディベロップメントにおいて、障害者雇用率制度に基づく法定雇用率の2.2%以上を維持してまいります。
